プロの人が持っているプラグインってなんだろう?どれが人気なんだろう?
ふと思いますよね。Wavesに限っては沢山のプラグインがあるので困りますね。
けれど、その中でも唯一「これだけは買うべき!」って言われているのがVocal Riderです。
Vocal Riderを使用している自分から見て、Vocal Riderの「ココがすごい!」「便利」な点を
ピックアップしていきます。
目次
プラグインの追加方法が分からない場合
もしプラグインの追加方法が分からない場合でしたら
2分で設定できるプラグイン追加方法を読んでプラグインを導入してから
Vocal Riderについて
まずVocal Riderについてです。
Vocal Rider は音を均一化していきます。
「ボーカルはコンプレッサーで圧縮して音を均一にする」
というのもあるかもしれません。音圧は稼げますが、結局均一にしていないと
小さい声のところを持ち上げようとして音が大きいところがピーク値を超えてしまいます。
そこでオートメーション機能で音量調節をします。ただ、音量って色々と変わるじゃないですか?
そんな時に Vocal Rider です!
次にVocal Riderの使用方法について説明します。
Vocal Riderの使用方法
中の人の制作環境は Cubase なので Cubase画面上で説明させていただきます。ただ、他のDAWでは
INSARTの位置やオートメーションの書き込みの仕方が違いますのでご了承ください。
プロジェクト画面にて音源の準備
インストゥルメント音源 歌ってみたのカラオケ音源
ボーカル音源 自身の歌声
の二点を用意します。そしてこの赤枠がINSERTの部分です。ここに Vocal Rider を追加します。
追加した際にVocal RiderがINSERT欄に出ていれば完了です。
Cubase上の設定
INSERTしただけで Vocal Riderの効果は発動しません。Cubase上で設定を行うことによって
Vocal Riderが動きます。
ボーカル音源の横にR と W があります。
Rがオートメーション読込(Read)
Wがオートメーション書込(Write)
初期状態だとどちらも白色です。
Wを押下すると自然とRとWが点灯します。
Rが緑色で、Wが赤色に点灯されました。これでCubase上での設定はおしまいになります。
次はVocal Riderの設定についてです。
Vocal Rider上の設定
起動した際に赤枠に左から順に OFF WRITE READ とあります。ここがオートメーションです。
書き込んでいない状態の場合はWRITEをクリックします。それで設定の完了です。
オートメーションの書き込みを行います。
オートメーションの書き込み
そのまま再生ボタンを押下すれば、オートメーション画面で自動的にオートメーションが始まります。
全部流し終わった際に再生ボタンを止めてWRITEをREADかOFFにすれば完了です。
そこからは微調整で自分でオートメーションをいじることもあります。ただ注意があります。
書き込みが終わるとこの画面になります。これがVocal Riderの使い方になります。
Vocal Rider内の説明
Target
は音量調整の基準です。黄色のメーターが自身のボーカル音源の音量になります。
設定をした基準で自動的にオートメーションを上下に書いてくれます。
値が低すぎると音量が大きくなった時にきつくかかってしまいます。値が高すぎると逆に
音量が低い際にかかりが悪いです。
Vocal
フェーダーの動きを大きさを指定できます。
その横にRIdeとidleがあり、そこを見ながら調整していきます。
低いと音量が小さい箇所がひっかかりません。高いとノイズがひっかかるので注意が必要です。
Music
サイドチェインをつけてインスト音源をSendで送りMusic のほうで調整すればバランスを取ってくれます。
FastとSlow
かかり方のスピードを決めます。
Range
上がMAX 下がMINで どれぐらいフェーダーを上下するか決めます。
広くするほど音量が平均化します。
ただ広すぎれば不自然に聞こえますが、歌ってみたなどで配布されている音源がマスタリング済みの物には
広くしてもいいと思います。
プリセット
初期ではFull Resetですが、プリセットは合計13個あります。
基本的に私は使用しませんがこれも即戦力の物もあるのでぜひ試してみてください。
使った感想
Vocal Riderは比較的に歌ってみたで使用をしていますが、CPUの負荷を軽く、Vocal Riderをインサートして
調整してオートメーションを書き込むだけの作業だけで完結するので、買ってよかったと思いました。
歌ってみたではボーカルの音源のクオリティによって良し悪しが分かれます。
どう音を均一にして、コンプレッサーをかけてピークギリギリまで音圧を持っていくかも必要なものです。
もし不明点がある際にはTwitterでも質問受け付けてますのでよろしくお願いします。
興味のある方は是非お手に取って確かめてみてください!
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