中の人
最近 KORG microKEY Air を購入したのでレビューをします。
なぜ購入をしようと思ったのか
5年前に KOMPLETE S61 を購入しました。ピアノが弾けないという欠点がありながら・・・
ただ61鍵もあればDAW側でピアノも弾けるし、形から入ったほうが気合が入ると思い購入しました。
その中でメリットだった点とデメリットだった点があります。
- 机に置く場合 鍵が大きすぎると比例して机を大きくしないといけない
- 音楽以外に趣味がある場合は、それが邪魔してモニターとの距離が遠くなってしまう
- パソコン周りに物が置けない
- 大きい鍵盤の為、ピアノも練習できる
- たくさんの鍵にキースイッチの設定をし、幅広く使用することができる
- いちいちオクターブのボタンを押さずに、触れるところ
- KOMPLETE特権ですが、パラメータの設定がいろいろ変えれるところ
- DAW側でスタートボタンを押さなくても、MIDIキーボード側で再生ボタンが押せるところ
部屋が大きい人にとっては机の上に鍵盤を置いても平気なほどの広さがあれば別に気にしないと思いますが
狭い家にとっては、大きいことがとてもネックになります。
そういうのを含めてきっかけになって購入することにしました。
目次
KORG microKEY と microKEY Air の違い
KORG microKEY と microKEY Air に関して比較するところでいうと
Bluetoothが「ついているか」or「ついていないか」の違いが一番大きいと思います。
自分自身も microKEY とmicroKEY Airのどれがいいかなんてわからなかったところと
はじめはmicroKEYだと思っていましたが、ふたを開けてみたらAirでした。
ただ、AirにしかもっていないBluetooth機能がとてもすごいです。
大きさの比較
まずは、KOMPLETE S61とmicroKEY の比較です。
こう見ると約2.5台分の横幅ぐらいですね。縦幅はちょうどもう一台置いたらピッタリぐらいの大きさです。
次に、自分のキーボードとの比較です。
自分は自作キーボードを使っているので、コンパクトになっているのですが
それでも自作キーボードと大きさがちょっとしか変わらない程度になっています。
またパソコンのモニター全体図で見た際にはこういう形になります。
すこし周りが汚かったりしますが、全体的にみるとこんな形になっています。
中の人
モニターの台座がおかしいのは気にしないでください。笑
ただ、この大きさに変えたのと、Bluetoothでの接続になったことで、どこでも持っていける。
コードが邪魔にならない。などの利便性を感じることができます。
microKEYに切り替わったことの変化について
KOMPLETEだと独自でパラメーターを鍵盤で変更できたり、音を鍵盤側で変えることができましたが
microKEYでは変更ができません。また、鍵盤の打鍵音もソフトになっているので、本当にピアノとか
ちゃんとした鍵盤を持っていた人からすると、少し違和感が出てきてしまうのが、変化です。
ただ、私自身は、今回、1オクターブから2オクターブの音を弾いて確認するためだけに買ったので、
特に打鍵音は気にしないことにしました。
ピアノを弾きたい!って方に関しては、打鍵音は気になるので、別の鍵盤を買うことをお勧めします。
microKEYに変わったことによる遅延について
私自身の感想としては
空プラグインの時にプラグインを指すと遅延はほぼありません。
ただ、レイヤーをたくさん追加していって、PC自体に負荷が掛かりだすと、遅延が出ることがあります。
それはmicroKEYが原因か?と言われると自身のPCスペックにも関わってくるので一概に言えませんが
自分自身としては特に問題ない。と思えるほどの満足度です。
昔より、どんどん無線の精度も上がってきているので、
接続の相性などによりますが、最近の機材はどれも気にならないレベルです。
もし、遅延がある場合は有線に切り替えられますし、そういった面でも
microKEYはお勧めの点です。
microKEYを購入して得たもの
幅を取らずに作曲ができるようになりました。今まで、鍵盤とキーボードとマウスを置いて作業していて
それでもなお、デスクの上は狭かったので、それがコンパクトになったのが一番作曲や、MIXをしている中で
ストレスフリーになりました。
microKEY以外にもBluetoothとの接続できるキーボードもあるので、ぜひそちらも参考にして
ストレスフリーな音楽制作の環境を作ってみても良いのではないでしょうか。